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中学生の時に食について学びたいと考え、高校は農業高校を選択しました。三年間は真面目に取組み、、指定校推薦で農業系の大学へ進学しました。大学では３年、４年で遺伝子関係の勉強をしましたが、特に開発等に興味があった訳ではなかったので、食に携わる仕事という事で大手寿司チェーンの会社に入社しました。入社後3年で副店長に、その後２年で店長となり１０年以上勤務をしました。ある時、大型台風の影響で店舗運営が出来なるなる事例が千葉県で発生しました。私も復旧要員として千葉県へ向かいましたが、その際に電気や通信のライフラインの断絶を経験し、設備の重要性を認識しました。お客様に、食で喜んでいただける喜びの他に、設備で喜んでいただけるという新たな価値観を得ました。その後、飲食店は土日の出勤も多く、家族と生活リズムが違う点なども考慮し転職を考えました。大和市に自宅を構えたこともあり、通い易い弊社を選択しました。入社後は、現場の基礎知識を学ぶ為に現場作業や測定、試験を経験しました。時に現場は厳しい事もありましたが、全くの異業種で新鮮で楽しい事もとても多くありました。通信工事の基礎工事を学んでからは小型案件の工事管理を教えてもらい、その後さらに成長させて頂き、大型CATVリニューアル工事を担当しました。情報通信社会が目まぐるしく変化する中で、通信の重要性は益々増加しています。そのような中で設備を作り上げる事に喜びも感じています。作り上げた物が目に見えて残るのは食とは違った嬉しさです。ある大型案件工事を完成させた後にお客様から表彰され、まさか自分が！と思いましたが、今まで真面目に取り組んできた甲斐がありました。異業種に転職すると不安が多いと思いますが、私は先輩に教えてもらえる環境があれば不安はクリアできると実感しました。今後は後輩に教える立場になりたいとも思っています。これからも新しい事にどんどんトライしていきたいと思っています。引続き楽しんで設備というモノ作りに貢献していきたいと思っています。