基地局の細部設計から施工・試験をはじめ、建設に必要な用地確保の折衝や、
コンサルティング業務、構築後のメンテナンス等、トータルに行なっています。
作業内容
- 置局及び用地の交渉
- 詳細設計図面作成
- 鉄塔局及びビル局の基地局設置・改修工事
- 伝送対向試験の実施
- 保守・改修工事
- 完成報告書作成
現地調査
基地局設置に関して、ビル局と土地局の2種類があります。
選定されたエリア内でマンション、 商業ビルなどの屋上や土地に携帯無線基地局を設置できる場所を探索・調査いたします。
置局及び用地の交渉
オーナー様に設置交渉を実施します。
ビル局に関しては、出来るだけ高い建物に設置するのが望ましく、土地交渉に関しては、通信事業者様のご要望にもよりますが、15mの高さのコンクリート柱(電柱と同じ)を建柱するのが 条件とされている場合もございます。
詳細設計図面作成
無線基地局を設置する為の電源設備及び無線機器、配管ルートなどの測量とシュミレーションを行います。
現場調査後、AutoCAD等にて施工図面を作成し事業者様よりご承認を頂きます。
鉄塔局及びビル局の基地局設置・改修工事
アンテナ設置は勿論、基礎土木工事、建物防水工事、電源工事を実施します。
無線機搬入後にはアンテナより無線機までのフィーダー線を敷設し各種測定を行います。
その後、光回線を接続し電源投入及び開通試験を実施します。
伝送対向試験の実施
無線基地局には、緊急事態や異常発生、当該局の状況を総合監視室に伝える設備になっております。
無線基地局舎内には、伝送機器が設置されており各局間には光ケーブルが布設されております。
これらにより、伝送機器の設定と光ケーブルの区間開通試験を実施します。
完成報告書作成
無線基地局の施工完了後、完成図書(図面、写真、安全書類、試験成績書)を定められた様式にて 作成し、提出します。
保守・改修工事
既存設備の点検はお任せください。
不具合時やパーツ交換等、定期的に行っていただくことが、設備の老朽化を防ぎます。